過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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991: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/01(木) 23:59:48.88 ID:hH4N980c0
マクベス「先ほど、国境の城壁が占拠されたという報が入りました。それも、わずかな時間で落とされたというね」

アクア「!」

カムイ「……そういうことですか」

マクベス「ええ、そこには白夜兵の姿とともにシュヴァリエ公国の騎士たちの姿もあったそうです。どうやらシュヴァリエ公国と白夜は繋がっていたということでしょう。そして反乱声明も発せられています」

アクア「……そ、そんなことって、カムイ!」

カムイ「……」

マクベス「カムイ王女、あなたにはシュヴァリエ公国と白夜王国に味方するスパイの疑いがあります。故にあなたを拘束させていただきます。そして情報協力をしていただいたアクア様には、多くの褒美が与えられるでしょうな」

アクア「わ、私は、私はそんなことに協力なんてしてない。それにカムイは何も、何もしていないわ!」

マクベス「ふんっ、芝居も長く続くと皆から反感を買いますよ? アクア様。では兵士の皆さん、カムイ王女を連れて行きなさい」

暗夜兵「はっ。おら、さっさと立て!」

カムイ「……はい」

アクア「カムイ、私は」

カムイ「わかっています。だから安心してください」

暗夜兵「さっさと歩け!」ドガッ

カムイ「ええ、わかってますよ」

マクベス「ふんっ、哀れですな。カムイ王女」

カムイ「ええ、そうですね」

マクベス「……ふん、黙らせるのも煩わしいものですな。さぁ、皆さん行きますよ。アクア様、後日御話に上がりますので、楽しみに待っていてくださいね」

アクア「わ、私、私は……」

 ザッザッザッ

アクア「………どうして、どうしてこんなことになってしまうの」

「カムイ………」


休息時間 おわり




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