103: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:37:31.83 ID:wSzHfVWm0
ことり「両親のいない子は児童養護施設に入るの、誰も引き取り手がなかったらね」
ことり「穂乃果ちゃんの親戚の人は、みんなもう介護の必要なお年寄りだったり、仕事があったりして、そんなの誰もいなかった」
ことり「だから、仕方ない。そうなる筈だったの、最初はね?」
104: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:38:03.23 ID:wSzHfVWm0
ことり「……」
穂乃果「……そんなの……」
穂乃果「なんで……」
105: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:38:43.87 ID:wSzHfVWm0
海未「ごはん、出来ましたよ」
ことり「……行こっか」
106: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:39:33.55 ID:wSzHfVWm0
海未「三人で食事をするのも久しぶりですね」
ことり「うん」
海未「最近また仕事が忙しくなったとか」
107: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:40:12.99 ID:wSzHfVWm0
穂乃果(……)
穂乃果(愛してるって、なに)
穂乃果(それって、どういうこと)
108: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:41:14.96 ID:wSzHfVWm0
ことり「ごちそうさま」
海未「あ、食器、そのままでいいですよ、わたしが片付けますから」
ことり「うん、ありがとう」
109: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:41:53.20 ID:wSzHfVWm0
穂乃果「もしもし、花陽ちゃん」
穂乃果「今から病院行くんだけど、そっちいる?」
穂乃果「あ、それじゃあ今出たところ?何してるの?」
110: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:42:26.63 ID:wSzHfVWm0
希「穂乃果ちゃん」
穂乃果「……げ」
希「何、その顔」
111: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:42:52.68 ID:wSzHfVWm0
希「改めて、ありがとう、穂乃果ちゃん。楽しかったで」
穂乃果「別に楽しくなかったよ」
希「捻くれてるなぁ、園田さんに育てられたとは思われへんよ」
112: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:43:20.26 ID:wSzHfVWm0
穂乃果「……もう行く。約束してるから……」
希「ん、それじゃあね」
穂乃果「……ん」
113: ◆b6eNU0rznQ[saga sage]
2015/08/03(月) 03:45:05.00 ID:wSzHfVWm0
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穂乃果「入るよ」
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