過去ログ - 女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」
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927:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 23:46:24.63 ID:YQH1QT4SO
女勇者「―ーっ!」


前後からの超新星爆発を思わせるほどの巨大なエネルギーの膨張と解放は女勇者を上空に吹き飛ばした

そのバラバラになりかねないダメージは瞬時に回復する


女勇者よりも高く飛び上がった魔王が体を捻り、凶暴な棘の付いた尻尾が叩き付けられる


女勇者「がはっ―っ」ブンッ

魔王「ぐぁっ、なっ!?」


地面に落ちる前に剣を振り、闇の衝撃波が魔王の尻尾を切り落とした

超重力魔法が落ちる女勇者に更に落下時のダメージを与えんと降り注ぐ


魔王「潰してやろう!」

女勇者「無駄だよぉっ」


自分の真横に爆発魔法を起こし、重力過多範囲内から抜け出る


女勇者≪来たれ我が傀儡、使役精霊よ≫

魔王「それのどこか使役精霊だ!」


女勇者が召喚したのは黒い体、山羊の頭、真っ赤な燃える三眼、無数の触手を生やした山ほど巨大な怪物

だがそいつが何かをする前、顕現して一瞬の身じろぎしかできない内に魔王の攻撃魔法で粉微塵にはじけ飛ぶ


魔王「!?」


粉々にはじけ飛ばした肉片全てがそのまま魔王に向かって一斉に突き刺さる。これは本来の性質じゃない

明らかに使役主である女勇者が何か手を加えた仕様だ。倒されること前提の使い方。もはや生贄のような使い方


魔王(使役精霊を何という使い方するんだ)

女勇者「あはは、面白い使い方でしょっ!」


驚愕の戦い方、人間ではありえない動き、そして中級程度の魔物なら怯えそうなほど邪悪な笑み


魔王(なんと…なんとも、素敵じゃないか)


魔王も、女勇者同様に楽しんでいた


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