過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
1- 20
21: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/04(火) 23:34:04.09 ID:nPKTcibJo

そして二年が過ぎた。

姉ちゃんは中学生に、僕は六年生になった夏のはじめの事だった。


「ごめんなさい、私はついてゆけない」


父ちゃんに転勤が決まった。

母さんの故郷とは反対の方向へ、みっつも県を跨ぐ土地への異動。

母さんは自分の実家から遠く離れ、結果将来なし崩し的に父ちゃんの故郷へ住まうようになる事を恐れた。


最初は父ちゃんが単身赴任する案も出ていた。

しかし父ちゃんと母さんに不協和音が生じ始めてから既に二年。

その溝は『そうまでして関係を保つ意味は無い』と判断させるに足る幅に開いていた。


「すまない」

「…きっと私達、互いに焦ってたのよ」

「そうかもしれんな。子を持ち、伴侶を失い…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
106Res/67.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice