過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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24: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/04(火) 23:35:44.01 ID:nPKTcibJo

八月の10日頃だった。

自宅へと帰る河川敷の歩道を歩きながら、姉ちゃんは真剣な顔をして言った。


「ちびちゃん、私…このまま別々に暮らすようになるのは嫌だよ」

「姉ちゃん」


姉ちゃんの瞳は少しだけ潤んでいたように思う。

でもその表情は決して悲しみだけに染まってはいない、力強く何かを決心した様子だった。


「お年玉とかお小遣い、残ってる?」

「ええと…たぶん、あるよ」


姉ちゃんは外で遊ぶのも大好きで活発だけど、決して無茶な事をするような性格じゃなかった。

だから僕は一つしか歳の違わない姉の事を心から信頼していた。

その彼女が初めて口にした、耳を疑うような言葉。


「逃げよう、ちびちゃん──」


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