過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
1- 20
25: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/04(火) 23:36:29.53 ID:nPKTcibJo

──翌日、最後のラジオ体操の朝。

僕らが早朝に玄関を出るのは自然な事だった。

まだ寝室にいる親達は、僕らが大きなリュックサックを背負っている事など知る由もなかった。

前日の夕食時、姉ちゃんは「ラジオ体操の後、そのまま友達と遊びに行く」とも告げていた。


「大丈夫? じゃあ、行こう」


姉ちゃんはにこりと笑い、上に向けた掌を差し出した。

少しだけ照れ臭い想いにかられ鼻先を掻きながらも、そっと手を伸ばし軽く握った。


角ひとつ過ぎてからラジオ体操の集合場所とは反対の方向、地元の駅に針路をとって。

そこから足早に歩き出す二人に気づいていたのは、真っ青な空に立ち昇る入道雲だけだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
106Res/67.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice