過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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51: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/06(木) 12:28:19.34 ID:lxFZTh2rO

「さすがにそろそろお母さん達、不審がってるだろうね」


進む道が川を挟んで反対に切り替わる、その橋の上を歩きながら姉ちゃんはそう言った。

時刻は昼に迫っていた、友人宅に泊まったとしても翌日の昼食までに戻らないのは確かに不自然だろう。


「でも、今さら連絡はしない方がいいと思うの」

「うん」


さすがにこのまま夜を迎えれば、いよいよ両親も捜索をかけるかもしれない。

でも予定では夕方には婆ちゃんの家に着くつもりだ、そうしたらそこから電話をかけるだろう。

きっと両親は怒り狂う、だけどそれは僕らにとって勝利宣言のようなもの。

例え結果は変わらなくとも、こっぴどく叱られようとも、僕らはそれほどの意志をもって離ればなれになる事を拒んでいるという意思表示だ。


「きっとすごく怒られるけど、ごめんね」

「へっちゃらだよ、普段からげんこつには慣れてるもん」

「ふふ…自慢になんないよーだ」


橋を渡り切ると今度は川の側から日が差すようになった。そっちが山だった今までに比べ日陰は少ない。

僕は後ろを振り返り、そこに両親がいるわけでもないのにあかんべをして見せた。


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