過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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53: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/06(木) 12:30:09.52 ID:lxFZTh2rO

そう多くはないが民家が並ぶ集落、そのはずれにあったほとんど利用されていないであろう小さな公園。

僕らは丘に大きな土管を埋めて作られたトンネル型遊具の中に避難した。


「少し涼しくはなったけど、雨は困るね」

「早く止まないかな」


公園の入り口に『柵原下』という地名が書かれているのは見た。

地図でも確認した柵原の地名、その下流という意味だとしたらまだ徒歩での行程は半分くらいしか進めていない事になる。

時刻は13時前、このまま足止めを食えば着く前に日が暮れてしまうかもしれない。

気持ちばかりが焦った。


そこに30分ほど留まっていると公園の前から不意にブザー音が聞こえた。

見れば僕らが歩いていたのと同じ方を向いたバスが停車し、お年寄りがゆっくりと降りているところだった。


「姉ちゃん!」

「うん!」


僕らは土管のトンネルから出て、バスが行ってしまわないよう手を振りながら走った。


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