過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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80: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:50:02.25 ID:jEUBPymZO

姉ちゃんとの別れ、小学校も終わりに近づいたタイミングでの転校、婆ちゃんとの死別。

悲しい事は畳み掛けるように訪れるものだ。

以下略



81: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:51:41.26 ID:jEUBPymZO

四月、僕は中学校という新たな環境に身を投じた。

そこは二つの小学校を卒業した生徒が集う事になるマンモス校で、つまり僕に限らず多くの生徒が新たな出会いに臨む機会だった。

以下略



82:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 21:52:45.02 ID:QJRsXy7UO
面白いな


83: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:52:59.75 ID:jEUBPymZO

その年の八月、僕は婆ちゃんのいた田舎へ半年ぶりに訪れる事になった。

婆ちゃんの初盆にあたるからだ。

以下略



84: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:54:01.09 ID:jEUBPymZO

「父ちゃん、車停めて!」


だけど、やっぱり想いは堰を切った。
以下略



85: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:54:54.67 ID:jEUBPymZO

「何かあったら走ってる車を停めろ。携帯電話を持ってる人も多い、タクシーを呼んでもらってもいい」

「大丈夫だよ」

以下略



86: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:56:26.40 ID:jEUBPymZO

父ちゃんに渡されたお金はできれば使いたくはなかった。

でもこの天気、この気温だ。飲み物を補充しないわけにはいかない。

以下略



87: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:57:37.96 ID:jEUBPymZO

やがて見覚えのある診療所がある集落を過ぎ、ダム湖畔に出た。

この先にはトンネルがあるけど、確か歩道も備えられていたはずだ。

以下略



88: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:58:11.38 ID:jEUBPymZO

見るとそこには確かに見た事のある女の子がいた。

あの日、診療所の夜に無茶をしようとする僕を引き止めた子に違いなかった。

以下略



89: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:58:44.02 ID:jEUBPymZO

「やっとここまでの道程、制覇できたね」

「一年越しだよ、しかも独りになっちゃったけど」

以下略



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