過去ログ - 八幡「誕生日プレゼント?」小町「これが小町からの誕生日プレゼントだよ」
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/08/06(木) 17:18:24.98 ID:53gqESo90
小町「なんか今のは小町気にポイント低いんだけど……」
八幡「そうか?」
小町「そうだよぉ。
でも、まあいっか。
それに一緒に出かけるといっても、ちょっと離れてくれる助かるっていうか」
八幡「それって一緒に出かける意味あるのか?」
小町「ほら、今外暑いし、側にいられると暑いでしょ?」
八幡「まあそうだな。だったら冬ならいいのか?
むしろ風よけになったり、プチ暖房にもなるぞ」
小町「そ、それはぁ……」
だから目をそらすなって。
八幡「心配するな。
俺は太るつもりもないし、今も体重は増えてもいない。
だから今まで通り俺の隣を歩けるぞ」
小町「お兄ちゃん。いつ運動してるの?
なんか勉強はしているようだけど、
勉強以外だといつもソファーで寝てるっていうイメージしかないんだけど」
八幡「お前も大概だな。
あと、小町だって自転車通学してるだろ?
これだって立派な運動には違いない」
小町「なるほど」
八幡「というわけで、俺はもう一度寝る。昼飯できたら起こしてくれ」
小町「だぁかぁらぁ……寝ないでって言ってるじゃん」
もう一度惰眠を貪りつくそうと寝に入った俺に、
ついにというかとうとう小町による実力介入が行われてしまう。
つまり、ソファーから転がし落とされた。
八幡「って〜な……。いくらなんでもやりすぎだろ」
小町「そんな事はないから。
これでも受験勉強に精を出すお兄ちゃんを見て、
ちょっとはかっこいいなって思って尊敬しているし、
だからこそ敬意を払っての実力行使をしてあげたって」
八幡「そう思ってるんならもう少し寝かせてくれ。
それに、いちいち自分から言う事でもないが、
今日は俺の誕生日だ」
小町「うん、知ってる」
八幡「その割にはなにもないよな?」
小町「ん、と。だってお兄ちゃん。朝お母さんからお金貰ったでしょ?」
八幡「そうだけどよ。愛しの妹君からのお祝いのお言葉とか」
小町「そう? しょうがないなぁ……。うん、おめでと」
八幡「そっけないな」
小町「これでも小町が物心がついてからは毎年祝ってあげているんだから、
それだけでもすごいことだと思うんだけど」
八幡「わぁたよ。
もういい。
というわけで、俺は自分で自分の誕生日は祝う事にしたんだ」
小町「へぇ……」
馬鹿にしてるだろ?
良く言えば好奇心が宿った目が、
悪く言えば馬鹿な事をまた言ってるよっていう目が俺に向けられていた。
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