過去ログ - 結衣「ヒッキーがまたあくびしてる…」
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445:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:07:32.65 ID:bLdozZ2LO


『どうして、か』

『私に非の打ち所なんて……いえ、貴方に対しては少しばかりあるかもしれないけれど……』
以下略



446:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:10:02.07 ID:bLdozZ2LO


『……ねえ、何が不満なの?』

『……』
以下略



447:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:14:18.08 ID:bLdozZ2LO


『こんなにかわいい子が告白してるのに…… 好みじゃないというのかしら?』

『…んなこと言ってねーよ』
以下略



448:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:17:46.91 ID:bLdozZ2LO


『な、な……?』

『……』
以下略



449:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:19:40.73 ID:bLdozZ2LO


『怒鳴っちまったのはまじで悪かった… けど、本当にお前にダメなとこがあるとかそういう理由じゃないんだ』

『……えっ?』
以下略



450:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:22:53.10 ID:bLdozZ2LO


『そいつは総武高の生徒で、俺の高校生活を彩る数少ない女子のひとりだ』

『それって…』
以下略



451:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:24:19.15 ID:bLdozZ2LO


『なんだか若干今ので信頼性が落ちた気もするが… あえて今言おう。そいつの外見なんざほとんど関与してねぇ。パーセンテージにすりゃ消費税くらいだ』

『スウェーデンのね』
以下略



452:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:27:26.48 ID:bLdozZ2LO


『奉仕部に入れられてからもそれは変わらない。部活動という名のもと、幾ばくかの依頼をそれなりに解決してきた』

『その中でいくら人間と関わろうとも、俺は常に魔法瓶よろしく人の熱にあてられない壁を作っていた』
以下略



453:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:29:58.67 ID:bLdozZ2LO


『考えるのを放棄したわけじゃない。なんでそうなったか俺だって理由が知りたい。でも分かんねぇもんは分かんねぇんだよ』

『なんだかんだかわいいところとか、スタイルが良いとか、外見が全くないって言えば嘘だろう。けどな、それだけで人を好きになるなら俺はこれまで3ケタの女性に恋をしていることになる』
以下略



454:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:31:04.81 ID:bLdozZ2LO


『……でもそんな鉄骨丸出しハリボテ建築のように密度の低い俺の脳が、どうにか地面に尻をつけたくて、じゃあって感じで出した妥協案がある』

『えっ…?』
以下略



455:名無しNIPPER[saga]
2015/09/23(水) 09:34:13.15 ID:bLdozZ2LO


『いくら考えても具体的な理由が見つけられない。だったらそれは、元から理由を見出すことができないものであるという結論に至る必要条件と捉えることだってできる』

『一体何を言っているのかしら……』
以下略



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