過去ログ - 【ゆるゆり】櫻子「……花子、おんぶしてやろっか!」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:06:59.46 ID:VaCoJWLLo
手持ち無沙汰になり、携帯の液晶に触った。
着信履歴を見て、頬を緩める。今朝に更新されたそれは、こころと未来のもので、
今日は会えないからと、電話でおめでとうの言葉を伝えに来てくれた。ひま姉も楓も、今朝、家を出る前に祝ってくれて、
ポストの中には、みさきちの手紙まで入っていて、今日は目覚めから良いことが起こりすぎて、反動が怖くなるぐらいだった。
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:07:51.38 ID:VaCoJWLLo
「……お姉ちゃんがいい」
花子「花子が?」
……良く分からないけど、それで満足ならいいか。
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:09:01.79 ID:VaCoJWLLo
櫻子「……んーまあいいけどさ、ほら」
花子「?」
櫻子は、袋を持つのとは逆の手を差し出した。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:10:31.97 ID:VaCoJWLLo
その後は適当にアトラクションを回って、笑ったり、驚いたり、叫んだりして、結構充実した時間を過ごした。
始めは閑静に見えたこの場所も、時間が経つにつれ色づくように思え、たまにさっきのマスコットの姿が見えると、なんだか微笑ましい気分になった。
閉園時間が近づき、最後になにに乗ろうかと考えると、あの巨大な円が嫌でも視界に入って来た。
花子「櫻子」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:12:46.42 ID:VaCoJWLLo
だけどそんな姉が嫌いではなくて、花子は頬を緩めた。
熱くなった顔はどこかへ行ってしまって、素直に櫻子の膝元に乗った。
櫻子の膝上数センチから、景色を見下ろすと、さっきまでとはまるで違った。
ミニチュアの遊具のようなアトラクションは、後光が差しているようで、
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:13:41.17 ID:VaCoJWLLo
櫻子「……花子」
花子「なに?」
櫻子「おんぶしてやろっか!」
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:15:04.36 ID:VaCoJWLLo
櫻子「……そういえばさ」
そう櫻子が口を開いたのは、随分時間が経った後だと思う。
花子「なんだし」
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:15:53.12 ID:VaCoJWLLo
櫻子「それでさ! 私にどこ行くか分かったもんじゃないって言った癖に自分がどっか行くんだよ!」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:16:53.76 ID:VaCoJWLLo
撫子「……なんで分かったの?」
花子「そもそもわざわざチケット取る必要ないし、あれぐらいの規模だったら」
撫子「まあ、そうだね」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:18:12.29 ID:VaCoJWLLo
櫻子「……いい湯だったー! ん? どうしたの? 二人して」
撫子「……じゃあ、私も入って来るね。今更だけど、誕生日おめでとう、花子」
花子「……うん、ありがとう。お姉ちゃん」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/08/07(金) 05:19:15.61 ID:VaCoJWLLo
櫻子「……大きくなっても無いのに、返しにきたの」
花子「櫻子」
櫻子「ん?」
以下略
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