過去ログ - 菜々P「ミミミン!ミミミン!ウーサミン!!」
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◆yepl2GEIow
[sage saga]
2015/08/09(日) 23:51:13.92 ID:OoOOMhcN0
武内P「申し訳ありませんでした。勝手に段取りを変えてしまって」
菜々P「いや、最高にクレバーな対応だったと思うぜ。それに、お前には礼を言わないとだな」
菜々P「ありがとう。お前と、そしてみくちゃんのお陰で忘れちゃいけないものに気づけた気がする」
菜々P「アイドルが、ファンが、最高の笑顔で、輝けるどこかや何か。それを1つでも多く用意すること。それがアイドルを売り込むってことで……俺にとって一番大切なことなんだって」
武内P「思い出せたのですね、見えなかった物が」
菜々P「ああ。……ンでさ、ちょっと頼みたいんだけど」
武内P「何でしょうか?」
菜々P「お前がウサミンをプロデュースしてくれね?」
武内P「どういうことでしょうか」
菜々P「言葉通りの意味だ。今の俺の力じゃ、ウサミンを輝かせることはできねぇ。今日だってアイツのために何もできなかった」
武内P「……」
菜々P「それに引き換えお前は、見事な手際だったじゃねぇか」
菜々P「お前にならウサミンを任せられる。アイツに示してやってくれ。輝きに至る、正しい道を」
武内P「それは……」
(ポト…)
菜々「どういうことですか、それ……」
みく「……」
武内P「前川さん、安部さん」
菜々P「どう言うことって……そういうことさ」
菜々「プロデューサーさん、ナナとお仕事するの辞めちゃうんですか!?」
菜々P「まぁ、あれだ。アイドルにやりやすい場所を用意するのも、プロデューサーとしての仕事だからな」
菜々「ナナは、プロデューサーさんとお仕事するのやめたくありません!」
菜々P「……俺はよ。今何かあったって潰しが効くんだ。再就職だって今時珍しくないしな。でも、お前は違うだろ。ようやくチャンスが巡って来たんだ。無駄にしちゃいけないぜ」
みく「再就職って……」
武内P「あなたは……」
菜々「ナナも、ウサミンとしてお仕事できるのはこれが最後だろうなって思いました。でも、みくちゃんが言ってくれたんです。事務所に何を言われても良い。ナナ達が大事にしてることをみんなに認めさせてやれば良いんだって」
菜々P「でも、そのために何もできなかっただろ、俺!今までも、全っ然ダメだったし、それに今日だって……」
菜々「『ミンミンミン!ミンミンミン!ウーサミン!』ですよ?」
菜々P「え……?」
菜々「コール、プロデューサーさんが間違えちゃ駄目じゃないですか。まぁ、たまにやっちゃいますけどね、『ミミミン、ミミミン』って」
菜々P[ウサミン……」
菜々「プロデューサーさんがやってくれたこと、ちゃんと届いてましたよ」
菜々P「でも、俺よりもコイツの方がずっと有能で……」
みく「にゃ……」
菜々P「にゃ?」
みく「にゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
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