1: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/07(金) 23:23:10.95 ID:N6QgKwrI0
決まった時間に起きる。そんなことを、夏季休暇に入って2週間が経った今でも続けていた。
タイマー設定したクーラーは駆動するのを止めてから2時間が経過し、まだ朝なのにかかわらず夏のじっとりとした暑さを全身に感じた。たまらずタオルケットをはね除ける。
この時間に起きるのも慣れたものだ。
適当に引っつかんだシャツに着替えて、顔を洗いリビングへ。ひとりで適当に朝食を済ませていると、たまたま目に飛び込んできたのはカレンダーの赤丸。
今日の日付に小町によってつけられたそれと、その横のメッセージをぼうっと眺める。
「誕生日、か」
その呟きは、誰の耳にも届かない。
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