過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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142: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 02:04:12.80 ID:s8phhYh5O
「芸能人は見られるのが仕事だからな。整った歯並びと云うのは重要なんだ。
 かと云って、矯正されたそれは、まるで入れ歯のような人工的な印象を与えてしまう。
 その点、君の“自然な歯並びの良さ”と云うのは大きな武器となろう」

麗は腕を組んで軽く頷き、「君は恵まれているな、親御さんに感謝するんだぞ」と笑った。

対して凛はあまり実感がないようで、いまいちピンとこない表情をしている。

「はぁ、そう云うもの……ですかね?」

「そう云うものさ。私は、昔それでちょっと苦労したからね」

親心子不知――凛がそれを理解するには、まだまだ時間を要すことだろう。


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