227: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 03:08:29.33 ID:s8phhYh5O
奇異な男二人をそっちのけに、Pは、凛へ目を奪われていた。
その『沈着―クール―』を体現した美しい少女。
今では、受講している三人の中で最も惨めに、酸素を求めている少女。
彼女の視線は少々刺々しく、かつ冷ややかなものであったが、何か、碧い瞳にまっすぐとしたものがあった。
『冷徹そうな外見とは裏腹に、内部には熱い激情を持っている』……改めてそう感じさせる何かがあった。
――あの日、渋谷で会った刻と同じだ――
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