477: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 06:32:08.23 ID:s8phhYh5O
「……ちょっとだけ、泣かせて貰っていい? 今更さ、悔しくて悔しくて……堪らなくなってきちゃった」
「……ああ。むしろ俺はあの刻、泣きも喚きもしなかった凛を妙だと感じたもんだ。泣いて泣いて洗い流そう」
「ふふっ、キザったらしいね……」
凛は気丈な言葉を発するが、その声音は震えていた。
「あらあらいけない、栄養ドリンクが切れちゃってるじゃないですか」
自らの机でマウスを動かしていたちひろが、わざとらしい大きな声で云う。
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