過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
1- 20
50: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 00:38:01.82 ID:s8phhYh5O
「まあしゃーねーよ。政経なんてかったるい授業トップ3だもん」

隣の席からも会話が混じってくる。

凛は、声のした方に顔を向けて笑った。

「ふふっ、まゆみは政経からっきし駄目だもんね」

少し癖毛なセミロングの髪を、金に近い茶で染めた彼女は、「うっせ」と舌を出す。

やや上品なあづさと、決して品行方正とは云えない風体のまゆみ。

見た目も性格もほぼ正反対なのだが、不思議と馬が合うこの二人は、数少ない同じ中学出身の友人だ。

気難し屋に映る凛を避けがちな高校からのクラスメイトと違い、忌憚なく喋れる間柄である。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
879Res/463.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice