63: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 00:45:48.38 ID:s8phhYh5O
そもそも、一回会っただけのあの変なオジサンの話を信じられる方がおかしいのだ。
ぼーっと二人を見ていると、いつの間にか曲が終わって、次は凛の番になっていた。
この話は、忘れた方がいい。
歌い出しをガイドするカウベルのリズムが響く中、凛はそう決心して、マイクに手を付けた。
砕け 飛び散った欠片バラバラバラに なる
魂は型を変えながら 君の中へ Let me go……
叶え――
まるで、奇妙な男からの奇妙な誘いを振り切るように、橙の照明が踊る空間で、凛の熱唱が響いた。
879Res/463.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。