761: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 21:45:56.01 ID:3+pD+bLQo
ユニットの時は卯月を支えようと前面へ出て引っ張った。だが、その陰で卯月の存在感は薄れた。
逆にユニットを引っ張ろうとして、バネの瞬発力を使い切ってしまったから、凛
のソロのステージでは、いつもより少しだけ声の通りやダンスのキレが鈍かった。
その様子を収めた映像をモニタに流して、再度問う。
「――これが、精一杯のステージか?」
「……だ、だって今日は予定外の事態が」
「お前にとっては、何回、何十回、歌った曲かも知れん」
声がすぼむ凛に、Pが妙にはっきりと区切る言葉を投げた。
「でもな、お客さんの中には、今日初めてお前の歌を聴いた人がいるかも知れないんだぞ」
いつ、どこで新しいファンが増えるか判らない。偶然通り掛かって足を止めた客もいたことだろう。
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