762: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 21:46:28.43 ID:3+pD+bLQo
「その人に対して、凛は胸を張れるものを出せただろうか? 俺はそうは思わない」
――お前は今日、一期一会の意識を忘れていた。
Pは、言葉を濁さずにはっきりと断言した。
凛は俯いて、どこにピントを合わせるでもなく床を眺めた。
「……だって卯月が」
やや沈黙の時間が流れ、凛がようやく声を絞り出す。
卯月がオーバーワークで大変そうだったから。
だから凛は善かれと思って卯月に助言したし、卯月をサポートしたのだ。
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