過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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803:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 22:39:30.28 ID:hfE77O3qo
乙です


804:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 22:39:49.39 ID:VEa3+zKzo
乙です、待ってます


805:再開 ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:15:06.20 ID:3+pD+bLQo


――

つかの間の非日常を終えて、再び慌ただしい日々が戻ってきた。
以下略



806: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:15:34.41 ID:3+pD+bLQo
Pもあの時の内容には大層満足し、

「すごくいいライブだった」

と三人を手放しで賞賛している。
以下略



807: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:16:02.15 ID:3+pD+bLQo
「よし、この分なら……大丈夫だろうな。遠藤さん」

そう云ってPは、第一課に来ていた興業部の取りまとめ役、遠藤を呼んだ。

凛が部屋に入った時から気にはなっていたが、詳しく訊くことはしなかった人物だ。
以下略



808: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:16:28.87 ID:3+pD+bLQo
「ちょっと、私のソロで横アリってキャパ大きくない? しかもいきなり三日間ってどういうこと!?」

「いきなりじゃないよ。この企画は年度末までだいぶ時間があるからな。
 それまでに横アリ級のキャパで一日だけのイベントを何度かやるさ」

以下略



809: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:16:56.47 ID:3+pD+bLQo
「このコンサートは、今後のCGプロがどこまでやれるかの試金石となる。
 CDのときと同じく、凛、お前に白羽の矢が立った」

Pに、やっぱり同じサイクルを繰り返すのか、とやや諦め顔で凛が問う。

以下略



810: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:17:29.09 ID:3+pD+bLQo
しかし凛としては、全然そのような実感がない。

常に誰かに対して自分は劣っているという認識。

それは――身近に麗がいる、と云うことに拠るのだろう。
以下略



811: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:17:57.22 ID:3+pD+bLQo
「私、こないだ麗さんの本気のパフォーマンスを見て、自分は全然ダメだって、わかったんだ」

凛は、麗がどれだけ凄いのかを、Pへのその一言に込めた。

「そりゃあ俺はアイドル青木麗の全盛期に育ったからよく知ってるよ。
以下略



812: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:18:24.32 ID:3+pD+bLQo
アリーナライブを行なうに相応しい力を手に入れるまで、諦めない。

私は――負けたくない。

卯月に、負けたくない。
以下略



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