826: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 23:25:02.04 ID:3+pD+bLQo
「私は、誰にも負けたくない。勿論、麗さんにだって負けたくない。だからこそ、麗さんの指導が必要なんです」
荒い息に喉を鳴らしながら、「お願いします」と食らいつく。
麗は、大きく息を吐いた。
「全く予想外のことをしてくれるな、渋谷は。……ま、スポ根も嫌いではない」
そのまま凛の前へしゃがむ。
「聖の分析に従うこと。闇雲な特訓ではなく、理詰めに従って、身体を壊さないようにすること。これが条件だ」
その言葉は、ついに、麗が本当に根負けしたことを示していた。
「あ……ありがとうございます!」
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