過去ログ - 南条光「アタシがアイアンマンだ」
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39:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:23:58.79 ID:hslg3LRD0
ブローカー「くそっ……、あのスーツは私しか作れないはずなのに何故あんなものがある……!」
ブローカー「あのスーツさえなければ、私のスーツが世界一だというのに!」
ブローカー「ふぅ……。しかし、こう熱くなってはどうにもならん。仕方がないから私のスーツを見せてやろう」
40:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:24:55.89 ID:hslg3LRD0
光『Pさん! 無事か!』
P「ああ、俺は大丈夫だ……! それよりも危ないから早く逃げるんだ!」
光『すぐ警察が来てくれるから安心してくれ! さぁ! 逃げよう!』
41:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:25:57.26 ID:hslg3LRD0
光『くっ……!』 ゴン! ガン! ギン!ゴン!
P「つぅ……! ひ、光! 大丈夫か!」
光『あぁ……アタシは大丈夫! Pさんこそケガは!?』
42:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:26:55.49 ID:hslg3LRD0
光(Pさんを抱えて逃げ切れるとは思えない……。どうせさっきのように撃ち落とされる……)
光(なら、アタシに出来ることは……)
光『Pさん! アタシがこいつを食い止めるから逃げてくれ!』
43:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:27:33.79 ID:hslg3LRD0
ブローカー「ちょこまかと小賢しい奴め! 捻りつぶしてくれる!」
光『ええい! 食らえ! 熱血アタック!』ガァン!
ブローカーの頭部に確かにヒットした。フルパワーでの右拳だ。コンクリートくらいなら豆腐のように砕けるはずのパワーの拳。
44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:28:14.69 ID:hslg3LRD0
確かな手ごたえを感じた。動力の60%以上をも使った全力の攻撃。これを食らって平気なわけはないだろう。
ユニビームの衝撃で巻き上がっていた噴煙が落ち着いてくる。
ようやく視界が開けて最初に映った光景は、横たわりピクリとも動かないパワードスーツだった。
光『よし! 必殺技は最後までとっておくものだな!』
45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:29:19.51 ID:hslg3LRD0
ブローカー『まだだ! まだ終わってない!』
光(くそ、こっちはもうほとんどエネルギーがないのに……!)
ブローカー『この私の武器がここまでコケにされたのは初めてだ! 絶対に生きては返さんぞ!』
46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:30:10.64 ID:hslg3LRD0
ブローカー『くそ! カメラをやられたか!』
ブローカー「生意気な奴だ! 絶対に殺してやるぞ!」カシューン
P「それはこっちの台詞だ! 食らえ! 熱血アタック!!!」ドゴォ
47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:30:54.75 ID:hslg3LRD0
P奪還作戦の翌日 事務所
ちひろ「まったく! あれほど危ないから駄目だって言ったじゃないですか!」
光、晶葉「「ごめんなさい……」」
48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:31:41.54 ID:hslg3LRD0
長い間続いたちひろさんのお説教は池袋博士によるセンサーの警報音で終了されることとなった。
光「たすかった……」
晶葉「それにしてもこの警報音はなんなんだ」
49:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/11(火) 03:32:34.77 ID:hslg3LRD0
事務所外
ちひろ「ですから! 昨日の我が社のプロデューサー誘拐事件に、光ちゃんは一切関わってません!」
マスコミ1「ですが、昨日の現場に居た人物の多数が、御社のプロデューサーが『光』とよびかけていたというのを聞いていますが!」
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