42:乾杯 ◆ziwzYr641k[sage saga]
2015/08/21(金) 23:08:51.81 ID:XKRiySpR0
「お孫さんでは、ないですよね」
「ああ」
先ほどまで響が座っていた空間を男が見つめる。
「ご親族のどなたかというわけでも」
「髪色と肌の色で察しろ、たわけ。前にも一度話したろう。あれが『艦娘』の一人だ」
「やはり……ですか」
見慣れぬ銀髪、透き通るような白い地肌。あどけない顔立ちに、奇妙に老成した目の輝き。
「信じがたいか」
「……ええ、まあ。予備知識がなければ人だと疑わなかったでしょう。その――」
「うん?」
「本当に彼女に、船の魂などというものが宿っているんですか?」
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