6:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 00:19:18.22 ID:dTNveX7eo
「誰か、いませんか」
控えめに声を上げてみたが、誰からも返事はなかった。
あまり大声は出さなかったし、本棚で遮られて聞こえなかったのかもしれない。
そう思い、中へ進んでみる事にした。
木の板で構成された床は時々軋んだ音を立てるが、
不思議と不快な音ではなかった。
向日葵はその音をゆっくりと鳴らしながら、奥へ、奥へと歩を進める。
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