過去ログ - 【ゆるゆり】図書館にて
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72:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:15:51.57 ID:dTNveX7eo
向日葵も言っていた。何も書かれていなかったと。

櫻子も見たはずだった。何も書かれていなかったと。


以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:16:20.40 ID:dTNveX7eo
「ん・・・んん・・・ぅ」


櫻子が目を覚ますと、夕暮れが今にも地平線の向こうに沈みそうになっていた。

以下略



74:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:16:48.26 ID:dTNveX7eo
驚いて、声のした方向に顔を向ける。

つい今しがた名前を呼んだばかりの女性が。

あの日櫻子が惹かれた、あの笑顔で座っていた。
以下略



75:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:17:15.45 ID:dTNveX7eo
「・・・来てたんなら、起こしてくれればよかったのに・・・」

「え〜? ダメですよ。
 起こしたら櫻子さんの寝顔が見られなくなるじゃないですか」

以下略



76:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:18:16.15 ID:dTNveX7eo
向日葵を見ると、少し恥ずかしそうに言った。


「この間、胸を触られたお返し・・・です」

以下略



77:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:18:52.59 ID:dTNveX7eo
「んん・・・ヒント!」

「ヒント、ですか・・・?
 うぅん・・・じゃあ。同音異義語で、魚の名前があります」

以下略



78:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:19:54.80 ID:dTNveX7eo
そういえば中学生の頃、そんな言葉を習った気がする。

・・・が、今は記憶を掘り起こしている時ではなかった。


以下略



79:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:20:41.91 ID:dTNveX7eo
向日葵は少し嬉しそうな顔で立ち上がると。

櫻子の左頬に、静かに口吻をした。


以下略



80:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:21:11.23 ID:dTNveX7eo
「櫻子さんって、もしかして意外と・・・」

「う、うるさい、うるさいっ///」


以下略



81:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:22:13.63 ID:dTNveX7eo
「よかった、櫻子さんは、そのままで居てくれて・・・」


向日葵がぽつりと漏らした言葉の意味を考えていると、

以下略



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