32: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/08/14(金) 16:51:07.86 ID:9XUzSbFIo
  
 「なら慰める必要もないんだね。それは安心した」 
 「ちょっとは慰めてよ」 
 「どっちよ」 
 「あ、でも同情はしないで」 
 「なおさらどっちよ」 
  
  猫はもう一度笑うと、網戸の前から立ち去った。 
  その数日後に子猫が生まれたらしい。 
  あの猫はママになったのだった。 
  
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