過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:04:47.50 ID:AuVSUEXb0
そんな俺らしくもないことを考えて、俺は報告書の結びを記した。
打ち上げが終わった後、相模南は上機嫌で夜道を歩いていた。
比企谷八幡の策により、彼女は文化祭実行委員長としての面目を保ってこのイベントを終わら
せることができた。
無論、愚かな彼女がそれに気づくことは一生ないだろうが。
と、そんな彼女を突如頭痛が襲った。
「……こんな時にモンスター?はぁ、今日くらい休ませてよ」
ため息交じりに彼女は呟き、仮面ライダーアビスに変身すべく近くにあった鏡にその姿を映し
た。
「……っ!あんたは!」
彼女の眼に映ったのは、憎き敵『比企谷八幡』が変身した仮面ライダー龍騎であった。
否、その目は怪しく血の色に染まっている。
彼女が知る由もないが、それはもう一人の比企谷八幡『仮面ライダーリュウガ』だった。
「……さぁ、戦え」
リュウガがそう言うと、契約モンスタードラグブラッカ―が鏡から現れ、相模に襲いかかった。
すんでのところでそれをかわし、相模はカードデッキをかざす。
「うち、あんただけは許せない!よくも恥をかかせて……。変身!」
夜の闇に染められたリュウガの姿は、さながら闇の化身。
「「Sword Vent」」
数合うちあうと、力の差が如実に表れてきた。
リュウガの剣が相模の体をかすめる。
「クッッ……」
「Advent」
「Advent」
呼び出したサメのモンスターは、ドラグブラッカ―によって撃退される。
しかし、相模の攻撃は終わらない。
彼女の契約モンスターは二体いるのだ。
「Strike Vent」
しかし、それすらもリュウガは読んでいた。
手にした漆黒の龍頭の武器からダーククローファイヤーを放ち、もう一匹のモンスターも異空
間へと還す。
「ちっ……」
「Strike Vent」
大量の水で、ひとまず距離を取ろうとするが、リュウガは見事な跳躍力でそれをかわした。
「な……」
「クク、どうした?もう終わりか?なら、次はこちらから行かせてもらおう。……この力を初
めて使う相手が貴様の様な小物だということにはいささか複雑な思いがあるが……まぁいいだ
ろう」
リュウガが一枚のカードをかざすと、召喚機の形が変わった。
「Survive」
その声が響き渡ると同時、彼の体を夜色の闇に包まれた。
そしてそれが晴れると同時現れたのは、黒と金に彩られた、どこまでも不吉な戦士だった。
「クク、素晴らしい。これがサバイブの力か。これで、俺が最強のライダーだ!」
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