過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:10:07.50 ID:AuVSUEXb0
「だっしょ?」
何その相槌……すげぇ腹立つんだけど……。
「なるほど、だから比企谷君に相談する、と」
「おいお前、俺が恋愛で苦労が多いみたいに言うんじゃねぇよ」
「……ふっ」
雪ノ下のその勝ち誇った顔がとても癪に障る。
こんのあま……。
ちなみに由比ヶ浜は気まずそうに俺から視線をそらした。
おいやめろ、深刻さが増しちゃうだろうが……。
「ま、そういうことでよろしくね!ヒキタニくん!」
言って戸部は教室を後にした。最後まで名前間違ったままだったな、あいつ……。
戸部の相談を受けた翌日から俺達は依頼内容の分析と具体策の検討を始めた。
正直、というか全く気乗りしない内容だ。
他人の恋路ほどどうでもいい物もない。
俺達三人で吟味した依頼内容がこれだ。
『戸部が海老名さんに告白するのでそのサポートをする』
何これ、ざっくりしすぎでしょ……。
ここからどうもっていけばいいんだよ……。
「まずは情報収集をしないとね。私たち、海老名さんのこと何も知らないし……」
「あ、ゆきのん!あたしわかるよ!」
「ああ、そうだったわね。では、教えてくれる?」
「えーっとねー、姫菜はねー、えーっと……男の子同士でエッチするのが、好き……?後は…
…あとは……うん、特にないね」
半年一緒にいて思いついたのがそれだけ!?
「それだけでは何とも言えないわね……」
そうだね、わかったのは海老名さんが腐女子ってことだけだね。
「後は、戸部君についても……」
「ちょりーっす!」
と、まさにその時扉が開いた。
戸部翔その人だ。
「戸部君、入る時はノックを」
「あ、わりぃ」
「戸部君、簡単に自己紹介を」
「うっす。二年F組戸部翔。サッカー部」
「では、あなたのアピールポイントは?それをうまく使っていければあいての気を引くことも
できると思うわ」
「アピールポイント……隼人君と友達?」
「それはあなたの長所じゃないじゃない……。他には?」
「他?他か―……。うーん、後は―、特にないでちょりすねー」
「由比ヶ浜さん、あなたから見て戸部君のいいところは?」
「えっと―……明るい、とか?」
うっわ―、これダメな奴だ―……。
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