過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
↓
1-
覧
板
20
235
:
くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:15:57.48 ID:AuVSUEXb0
「ごめんなさい、私は結構です。食べられそうにありません」
「そっか……。わかった」
そう言って火野先生は二枚の「大」食券を買う。
「あ、払いますよ」
「いいっていいって。俺が誘ったんだしさ」
「すいません……ありがとうございます」
注文してしばらくすると、ラーメンが運ばれてきた。
「……豚の餌」
「おい雪ノ下、それは禁句だ!」
しかし、想像していたよりも遥かに量が多い。
何これ、野菜で麺が見えないんだけど?
「い、いやー、これは食べ応えがあるなぁ」
火野先生の顔も少しひきつっている。
「「いただきます」」
多い。これはあまりに多すぎる。
三分の一くらいしか食べていないのにもう満腹だ。
「こ、これ多すぎんだろ……オエっ」
「確かにこれはきつい……うっ」
「というかこれ、一食分にしては桁違いの量なのだけど……」
「すいません先生、俺もう無理です」
「うん、俺もちょっと……」
残すのは忍びないが、これを全部食べるなんて到底無理な話だ。
「「ごちそうさまでした」」
と、その時。
「ギルティ!」
俺達の席に一人の男性客がやって来てそう言った。
「「ギルティ!ギルティ!」」
さらに二人の客もやって来て異口同音に言う。
それを近くにいた店員が腕を組んで見ている。
「ギルティ……罪……どういう意味かしら」
「何この人たち、頭おかしいの?」
「どうしたんだ……まさか洗脳系のヤミーに」
「俺はロッドマスターの剣崎一真だ!お前達はギルティを犯した!ウェーイッ!」
何だこいつ……ちなみに最後のウェーイはチャラ男たちが使うそれではなく、気合を入れる為
の声のようだった。
「……これ食ってもいいかな?」
「橘さん!何人の食べ残し食べようとしてるんですか!今はこいつらのギルティを責める時で
しょう!」
「その通りだ、食べ物を残すのは幼女だけの特権……」
「黙れ始!このロリコンアンデット!」
「……」
何これ、コント?しかし三人とも男前だな……。
「橘さん!小夜子さんとよく食べたっていう思い出の一品なんでしょ!黙ってていいんです
か!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編) -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1439474059/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice