過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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239:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:24:15.94 ID:AuVSUEXb0
……プリキュア?

その時再び俺の頭にノイズが走った。

「プリキュア?」

「ええ、まぁ、仮面ライダーと同じように人を助ける存在のことよ」

「そうなの……これも姉さんがやったことに関係あるのかしら」

「プリキュアとライダーが同じ世界で、しかも兄弟……?世界のバランスの崩壊は、思わぬと
ころで思わぬところでも起こってるみたいだな……」

火野先生がぼそりと一人つぶやく。

「おいお前達、もう時間も遅い。残したことに関しては特別に許してやるからさっさと帰れ」

店から出てきた烏丸が言う。

「あっ、ベール!あなたまた何かしたの!?」

「今の私はベールではない、烏丸だ。そんなことよりキュアソード、貴様もさっさと帰れ。ハ

ート達が心配しているんじゃないか?」

「まさかあなたに心配される日が来るとはね」

「……今とやかく考えてもどうしようもないか、比企谷君、雪ノ下さん、ホテルに戻ろう」

「はい」

「わかりました」

「……待て」

剣崎兄が俺達を呼びとめた。

「何でしょうか?」

雪ノ下が冷たい声音で答える。え?お前この短時間でこの人のこと嫌いになったの?

「悔しいことに、俺達はこの世界では大して何をすることもできない。こんなこと初対面の奴

に言うようなことなのか分からないが……色々あると思うが、頑張ってくれ。どんな困難でも

乗り越えられるはずだ、お前達に、ライダーとしての資格があるなら」

「はい」

「お〜い、剣崎く〜ん。僕の牛乳しらな〜い?」

「小太郎、仕方ない奴だ……」

最後に小さなため息をつき、剣崎は俺達のもとを去っていった。

「それじゃ、俺達も行こうか」

今日起きた謎の頭痛と見たこともないライダーについて考えながら、俺はホテルへと戻った。

修学旅行も二日目だ。

太秦映画村を出て、次なる目的地は洛西エリアだ。

金閣やらなんやらがの観光スポットが数多くあるスポットである。

俺達はタクシーに分乗して目的地へと向かっている。

俺が乗っているタクシーには俺、由比ヶ浜、戸塚、川崎。他は戸部、海老名、大岡が乗ってい

るのと葉山、三浦、大和が乗っている物の計3台で向かっている。

と、その時だ。

運転手が悲鳴を上げたかと思うと、車がスリップした。

見ると、鏡から出てきた腕に運転手が腕を掴まれていた。

こんな時にっ……!

俺と由比ヶ浜、戸塚でモンスターの腕から何とか救出する。

「あんたら、勇気あるね」

川崎が称賛の声を漏らし、車の外に出る。



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