過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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270:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:40:59.09 ID:AuVSUEXb0
鏡の中を見ると、あちらにはさらに多くの敵がいるようだ。

数は、十くらいだろうか。

どれも同じ種類で、白いヤゴの様な姿だ。

「どうなってる……?今は、考えてる場合じゃないな。二人は、ミラーワールドの方をお願い。

こっちにいる方は、俺が片付ける」

「すいません、お願いします!」

「え?え?これ、何?」

悪いが、由比ヶ浜の質問に答えるのは後だ。

「「変身!」」

「変身!」

「タカ!トラ!バッタ! タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!」

現実世界とミラーワールド。二つの世界での戦いが始まった。

「Sword Vent」

「Strike Vent」

雪ノ下は剣で、俺は炎攻撃で敵を迎え撃つ。

こいつら、数は多いが一体一体の力はたいしたことない。

「これなら、サバイブは使わなくて済みそうね」

「ああ」

気合を込めた一撃で、一体の体が爆発する。

雪ノ下の方も同じようなペースだ。

「デデブ、ゲブ、デデブ」

モンスター達は気持ち悪い呻き声をあげながら接近してくる。

「終わらせる、ドラグレッダー!」

「Advent」

ドラグレッダーの炎で、俺が相手していた残り四匹のモンスターが消滅する。

「行くわよ!ダークウイング!」

「Final Vent」

いつもとは違い、地表でダークウイングと合体し、地面と平行にモンスターを貫いていく。

「終わったみたいだな」

「いいえ、まだよ」

雪ノ下の指差した方を見ると、今倒したのと同種のモンスターが十数匹うごめいていた。

「なんなんだ、こいつらは……」

なぜこんな大量にモンスターが?

「……ライダーバトルが、終わりに近付いているということかもしれないわね」

「なんにせよ、倒さないといけないだろ」

敵に向かっていこうとする俺を、雪ノ下が再び止める。

「なんだ?」

「待って、何か来るわ」

彼女の言った通り、敵モンスターの近くの鏡から一人のライダーが現れた。

斧を持った蒼と白の戦士、仮面ライダータイガだ。

タイガは斧を振り回し、敵をなぎ払う。

まぁ、今はあいつを無理に倒す必要も助ける必要もない。

俺は傍観を決め込むことにした。



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