過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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279:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:45:32.09 ID:AuVSUEXb0
「ははは、まぁ俺はグリードになりかけちゃったからそういうことに興味が持てないしね……」

「わかったわね、覗き谷くん?」

「ヘイヘイ……」

「あ、火野先生、先に入ってきてください」

「そう?じゃあ、お言葉に甘えて」

火野先生が上がった後、俺も手早く入浴を終えた。

その後はトランプなどをして楽しく遊んだ。

「……なんだか久しぶりに、将棋がしたくなってきたなぁ」

「たしなまれているのですか?」

「うん、旅してるうちに、世界のあそびは大体覚えたよ」

「一局、やりませんか?」

「お手柔らかにお願いします」

こうして、雪ノ下対火野先生の将棋対決が始まった。

―――
「じゃぁ、王手」

「っ……飛車が……」

「ここに桂馬を」

「私の角が……」

「飛車で金を取って龍王になります」

「金将が無くなった……」

「角を龍馬にして、王手」

「……参りました」

雪ノ下は、鉄壁の守りを誇る穴熊囲いを展開したにもかかわらず、完全に守りをズタズタにさ

れていた。

結果、対戦終了後は、大駒、金銀を全て火野先生が所持するという異様なまでの差がついた。

「クッ……では、次はチェスを」

―――

「ビジョップで、雪ノ下さんのクイーンをとるね」

「っ……」

「ナイトで、ルーンを取ります」

「く……」

「俺のポーンが一番前の列に入ったから、クイーンにします」

「っ……こうなったら一か八か攻めて」

「キングとルーンの位置を交換します」

「次でチェックできたのに……」

「クイーンを動かして、チェックメイト」

「……参りました」

「オセロをしましょう」

―――

「それじゃぁ、黒を角に」

「すご、外側が全部先生の黒色になった」

「こりゃ圧倒的だな……」

「ま、まだよ。例え外側を全て取られたとしても、最後に数で勝っていれば……」



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