過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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335:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 14:39:07.47 ID:AuVSUEXb0
比企谷「ん……」

一瞬のめまいの後、再び瞼を開けると、俺はなぜかスーツに身をくるんでいた。

由比ヶ浜「うう……って、ええっ!?ヒッキー何その格好!」

比企谷「スーツだと!?俺は働かないぞ!絶対に働かないからな!世界を救う

にしてもそこだけは譲れない!」

雪ノ下「はぁ、全く相変わらずね……」

比企谷「つーかこれマジでどうなってんだよ……」

雪ノ下「服の中をいろいろ見てみたら?何かわかるかもしれないわよ?」

比企谷「ん……そうだな」

すると、胸ポケットから見覚えのない財布が出てきた。

中を見るとそこには、

比企谷「きょ、教員免許だと……?」

間違いない、俺の名前と写真の下に中学校教師であることを示す免許があった。

無論、俺に覚えはない。

雪ノ下「比企谷君が人に教えられることなど何一つないと思うのだけれど」

比企谷「ばっかお前、あれだよ、めちゃくちゃあるよ。例えばだな……」

由比ヶ浜「ああ!わかった!反面教師って奴だね!」

こんの野郎……。

雪ノ下「そうね、由比ヶ浜さんの言う通りね」

比企谷「はぁ……つまりこれが俺のこの世界でやるべきことに関係あるってことか?」

雪ノ下「そう考えるのが妥当でしょうね」

由比ヶ浜「他に何かないの?」

財布の中には他にも、一枚のメモがあった。

『赴任先 大貝第一中学校』

比企谷「大貝第一中学校……これって!」

雪ノ下「知っているの?」

由比ヶ浜「聞いたこと無いね」

比企谷「いや……大貝第一中学校っていったら、マナちゃん達が通ってる中学

じゃないか」

由比ヶ浜「マナちゃん……?」

比企谷「マナ、相田マナ。……ハートのスートを司るプリキュア、キュアハー

トだ」

雪ノ下「プリキュア……?キュアハート?」

比企谷「火野先生は、ライダーの世界が他の世界とつながってしまったと言っ

ていた、もしそれが本当だとすれば……この世界は、仮面ライダーブレイドの

世界は、ドキドキプリキュアの世界とつながっていることになる」

由比ヶ浜「どっちも聞いたこと無い……それもそのベルトの効果なの?」

比企谷「いや、ベルトで知ったのはブレイドのことだけだ」

雪ノ下「ではその、プリキュア、というのは……?」

比企谷「ばっかお前、プリキュアを見てない男子高校生なんているわけないだ

ろうが」

由比ヶ浜「ええー……?」

雪ノ下「まぁ……いいわ。とにかく、それが比企谷君のすべきことだというの
なら、まずはその中学校に行ってみるべきではないかしら?」


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