過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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346:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/30(水) 12:26:08.66 ID:IK7FAaPI0
雪ノ下「……最凶というのは、どういう意味なのかしら」

マナ「アンデッドは、自分の種族の繁栄の為に戦う。でもあたしは、どの種族の祖先でも

ない」

由比ヶ浜「マナちゃんは、人間じゃない、っていうこと?」

六花「違う!マナは人間よ!みんなを守るために……ほんとに、どうしようもない幸せの

王子なんだから……」

由比ヶ浜「ご、ごめん……」

雪ノ下「幸せの王子というのは、自分の体中の宝石を人々に配ったという、あの話のこと

かしら」

幸せの王子は世界的にも有名な童話だ。美しい宝石で造られた王子様の銅像は、貧しい街

の人々を救う為、ツバメに体中の宝石を配って回り、最後には鉛の心臓しか残らなかった

という、少し悲しい話だ。

ありす「ええ、そうですわ。マナちゃんは、プロトジコチューとの戦いの際、プリキュア

パルテノンモードとなったのです。その力で見事世界を救うことができましたが、その力

はあまりに強大すぎたのです……そしてマナちゃんは、ジョーカーになってしまった……」

剣崎「言い伝えによれば、ジョーカーがバトルファイトに勝ち残った場合、全ての種が滅

んでしまうと言われているの。だけど、そんなことはさせない。マナをバトルファイトに

勝ち残らせた上で、その後に起きることから、世界も守ってみせる」

比企谷「じゃあ、俺達がすべきことは……その、世界の崩壊を阻止する、ということなの

か?」

雪ノ下「どうでしょうね、ただ単に、バトルファイトを終わらせるだけ、という可能性も

あるけど……今考えても、仕方ないことだと思うわ」

由比ヶ浜「あたしたちも協力するよ!マナちゃんを、みんなで守ろう!」

比企谷「ま、そういうことだな」

雪ノ下「微力ながら、お手伝いさせてもらうわ」

マナ「みんな……ありがとう!胸がキュンキュンするよ!」

プリキュアの世界にバッドエンドは似合わない、俺には似合わないかもしれないが、最高

のハッピーエンドを目指してやろうではないか。



雪ノ下「明日から中学生、ね……やはり何度考えても複雑な心境だわ」

就寝直前になって、雪ノ下がそんなことを言い出した。

ちなみに今日の夕飯は由比ヶ浜が強引に作って、まぁ予想通り不味かった為、全員若干テ

ンションが低い。



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