過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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347:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/30(水) 12:26:42.40 ID:IK7FAaPI0
比企谷「つーか俺なんか教師だぞ?さっぱりだっつーの」

由比ヶ浜「ふぁぁ……まぁまぁ、もう寝ようよ―」

比企谷「相変わらずマイペースな奴だな……」

雪ノ下「まぁ、気にしても仕方ないというのは確かね。おやすみなさい」

比企谷「ああ、おやすみ」

雪ノ下「ちょっとまちなさい」

比企谷「ん?」

雪ノ下「ん、じゃないわ。何を平然と同じ部屋で寝ようとしているの?」

比企谷「いや、布団この部屋にしかないし……」

雪ノ下「だからといって、男女が同衾するのはよくないことだわ」

比企谷「いや、同じ部屋で寝るだけなら同衾じゃねーだろ」

雪ノ下「カメラがある部屋にソファがあったから、それじゃ、お休みなさい」

かくして俺は、記念すべき労働一日目を、身体の節々を痛めた状態で迎えることとなった。


城戸「こちらが、今日からこのクラスの副担任となる比企谷八幡先生だ」

比企谷「よろしくおねがいします、精一杯頑張ります」

信じがたいことに今俺は教壇に立ち、生徒たちに自己紹介をしている。

その中に雪ノ下や由比ヶ浜がいるというのはなかなかにシュールな光景だ。

ちなみにありすを除くマナ、六花、剣崎の姿もある。

マナ「えええええええっ!?比企谷君って、先生だったの!!?」

城戸「ん?相田は知り合いだったのか?でも先生に向かって君はないだろう君は」

マナ「あ、ごめんなさい。いやー、でもびっくりだね」

剣崎「ほんと、驚いたわ」

六花「ディケイド……立場も世界に合わせて変わるのね……」

城戸「じゃぁ僕はこれから出張なんで、今日一日お願いしますね、先生」

比企谷「え?」

城戸先生はそう言い残し、さっさと教室を出て行ってしまった。

……せめて前もって言って欲しかった……。

しかもこの中学校、どういうわけか、小学校よろしく、体育と芸術科目を除く全ての教科を担任が教えるという謎の教育方針を取っているのだ。

比企谷「じゃぁ、授業を始めます、一時間目は……うわ、数学かよ……」

総武高校で常に数学最下位を取る俺は、中学時代からこの教科が苦手で、受験でも数学は

赤点を取ってしまい、他の教科でフォローしたものだ。

そんな俺に、中学二年の内容を教えることなど到底出来はしない。

比企谷「あー……今日の授業は、みんなに九九を覚えてもらう」

クラス中からどよめきの声が起こる。

男「先生、何ふざけてんだよ〜」

比企谷「いや、冗談じゃない。といっても、覚えてもらうのは、9×9までではなく、9

9×99までだ。これはインドの小学生が暗記している内容だ。そして二年後の君達の高

校受験は、スピードが命になる。その時、計算の手間を省けるというのはとても強い武器

になる。だから、この時間はそれを覚えてもらう」

よし、結構うまくごまかせたぞ!




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