過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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380:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/30(水) 13:06:33.04 ID:IK7FAaPI0
美希「こんにちは」

祈里「こ、こんにちは」

美希「ラブいますか?」

あゆみ「ラブ?あの子は今部屋で寝込んでるわ。珍しいわ、こんなの何年ぶりかしら」

美希「ちょっと失礼します」

わたしはあゆみさんの横を通り抜けて、ラブの家に上がる。

祈里「ご、ごめんなさい」

あゆみ「ど、どうしたの?」



『コンコン』

ラブの部屋のドアをノックするが、返事はない。

タルト「おお、ベリーはんにパインはん!」

シフォン「きゅあ〜」

*タルト……ラブ達をプリキュアにした妖精。何故か関西弁で話す。

*シフォン……不思議な力を持つ妖精。まだ赤ちゃんで、自由に話すことができない。

祈里「どうしたの、こんな所で?」

普段ならラブの部屋にいる二人(?)だが、何故かドアの外で立っている。

タルト「ええとこ来てくれたで〜。なんやピーチはん、一人になりたいとかいうて、わい

らを入れてくれへんのや」

美希「はぁ……ラブ、入るわよ?」

祈里「み、みきちゃん」

タルト「うわっ、強引やな〜」

シフォン「きゅあ〜」

美希「ラブ、せつながラビリンスだったっていうことは、ラビリンスはあの占い館に居る

はず」

*ラブとせつなは、森の中の占い館で初めて出会う。その際、せつなはラブに幸せが訪れ

る(プリキュアになる)と予言していた。

美希「だから、行くわよ。これ以上、みんなを不幸な目に会わせない為にも」

ラブ「……」

美希「ラブ、起きて。……起きなさい!」

ラブ「はぅ……うっ……」

布団から顔を出したその目には、涙が浮かんでいた。

美希「せつなが敵だってわかって、ショックだったのはわかるけど、わたし達はプリキュ

アなの。しっかりしてよ!」

しかしラブは、何も答えない。

美希「ラブ……ねぇ聞いて。あの子はイースだったの。

 せつななんて子は、もともといなかったのよ!」



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