過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/10/01(木) 21:16:04.90 ID:KZITtGRU0
「お前の望みを言え、どんな望みもかなえてやろう。
お前が払う代償はたったひとつ……」
???「はわわっ!おっ、おおっ!おばけっ!」
「……騒ぐな。俺はお化けではない。早く望みを言え。どんな望もかなえてや
る」
???「ええー……本当ですかぁ?じゃぁ、若くてカッコイイ子と結婚したい
です!
三十路を目前に控えて両親がうるさくて……」
「お前の望みは聞いた。待っていろ、すぐに叶える」
五河「よぉ、おはよう比企谷」
翌日登校してきた俺に五河が声をかける。
ちなみに、妙な噂を立てられるのを嫌って、あえて雪ノ下達とは登校時間をず
らしている。
比企谷「おう」
五河「今日タマちゃん休みだってさ」
比企谷「タマちゃん……漫画の話か?」
五河「ああそっか、昨日来たばっかだもんな。タマちゃんってのはこのクラス
の珠恵先生のことだよ」
比企谷「ああ、あの人か」
そして、俺達には特になにが起こるでもなく、最後の授業が終わった。
折紙「士道、ちょっと見てほしい物がある。比企谷も」
五河「ん?どうした?」
折紙「このニュースを見てほしい」
そう言って折紙はスマホを差し出してきた。
折紙「今日になって急に、若い男性のみを狙った拉致事件が立て続けに起きている。怪物のようなものが現れたという目撃者もいる」
比企谷「……イマジンか」
折紙「契約者探しに協力してほしい」
比企谷「契約を成立させる前に止められれば、過去には飛ばれないんだよな」
折紙「そう。それに、契約前ならイマジンの力も弱い」
五河「つっても契約者探しはなかなか難しいからな……イマジン探しながら、
砂が落ちてる人を探すって感じになるか」
折紙「それがいいと思う」
比企谷「よし、わかった。由比ヶ浜と雪ノ下にも頼んでみる」
折紙「助かる」
五河「じゃぁ行こう!」
かくして俺達はイマジン探しに乗り出した。
しかし……捜索か……どうしてもそのような作業は人に聞いた方が効率がいい。
が、ぼっちの俺にはそれは難しい。
相模の時は、あいつの性格と目的、バックヤードがある程度分かっていたから
できたものの……。
空を飛ぶようなイマジンなら、目につきやすいだろうが……。
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