過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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50:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 23:05:06.90 ID:lyWeeGpg0
無防備なその背に、剣で追撃する。

「ま、待ちなさい!」

「そう言われてやめると思うかっ!」

キィン!キィン!キィィンッッ!

「ぐはっっ…こ…れで……」

「Advent」

突如、蟹のモンスターが出現する。

「お、おまえ……」

蟹の両手に、一人の女性が捕われていた。

「こ、攻撃をやめないと、あの女がどうなっても知らないわよ?」

「お前……卑怯な真似をっっ!」

気を失っているその女性は、間違いなく俺の妹、比企谷小町だった。

「命がかかってんのよ。このくらい、当然よ!」

「……抵抗するんじゃないわよ」

まずい、これは……どうしたものか。これじゃぁ俺は攻撃できない。

「ハァッッ!」

ザッ!ガッ!ガキィッッ!

鋭利な蟹のはさみが俺の体を抉る。

「がはぅぅっ!」

「ふんっ!マヌケね!あの時三人がかりでかかってくればよかったのに」

どうする?一か八か反撃するか?どうせこいつは俺を倒した後で小町も始末するだろう。なに

せモンスター強化のために一般人を襲わせているような人物だ。どう考えても小町を開放する

とは思えない。

しかし、しかしだ。今俺が攻撃すれば、まず間違いなく小町はやられる。

そんなことは……

「ほら!ボサッとするなッ!」

ガキィィィッ!

攻撃は止まない。どうしようも、ないのか……。

「キィィィィィィッッ!!」

突如聞こえた、聞きなれた超音波。

「ううっっ……図ったな……」

シザースが頭を押さえる。

「まったく、心配して来てみれば……。やはりあの時確実に始末するべきだったようね」

「大丈夫!?」




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