過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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519:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/10/02(金) 22:40:20.44 ID:gPOyzYSQ0
アスナ「はぁぁっ!電光石火っ!」

先程以上の速さで踏み込み、雪ノ下の胸に一突きを浴びせる。

ナイト「くっ!」

手ごたえを感じたアスナは相手の体力ゲージを確認した。

が、

アスナ(体力ゲージが、ない!!?)

本来あるはずの体力ゲージが、相手からは確認できなかったのだ。

アスナ(相手に体力を確認させないアイテムでも使っているの?それとも……)

『Advent』

場にそぐわない甲高い電子音に、アスナの思考が中断される。

この音声が鳴ると何かが起こるということは学習済みだ。

と、先程超音波を発した蝙蝠が再びやってきた。

急いでアスナは耳をふさぐ。

が、これによってアスナは回避行動がとれなくなった。

巨大蝙蝠からの突進攻撃を避けられなかったのだ。

アスナ(物理、攻撃……)

蝙蝠の羽に打ち付けられ、アスナは後方に吹き飛ばされる。

アスナ(もう、半分も残ってない……)

すぐそばに死の足音を感じた。

アスナ(……まだよ!)

アスナ「つじ斬りっ!」

近づいてきたナイトの腹部を横にきりつける。

『Trick Vent』

確かにきったはずの敵の体が、ゆらりと消えた。

アスナ「がぁっ!」

アスナは自分の胸を槍が貫いているのを見た。

後ろから突きだされた槍を抜くため、全力で前に跳ぶ。

振り向くと、三体に増えたナイトが槍をこちらに向けていた。

アスナの体力は残り二割。

対して相手には、決定打となる一撃は与えられていない。
『Final Vent』

その音が響くと同時、ナイトの二つの体が消え、かわりに三度(みたび)蝙蝠のモンスタ

ーが現れた。



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