過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
532:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/10/02(金) 22:47:24.06 ID:gPOyzYSQ0
アスナ「っ……」

キリト「君がその責任ある立場をこれからも続けていこうとするなら、もう少し考えた方

がいいと思うよ」

アスナ「そう、ね……ごめんなさい」

キリト「でも、一人でも多く救いたいという気持ちは、素直にすごいと思うよ。

それに、俺も冒険者全体のレベルが上がるにこしたことは無いと思ってるんだ」

アスナ「じゃあ……!」

キリト「でも、ダメなんだ。仮面ライダーになる為のアビリティ、『超変身』は、もっとも

はやいゲーム反応速度を持つプレイヤーが、一定のレベルに達したときに与えられるアビ

リティだ。だから、他のみんなが、少なくとも俺と同じ方法で変身する術は無い」

アスナ「そっか……教えてくれて、ありがとう。キリト君って、結構厳しいこと言うけど、

最後は優しいよね」

先程までの険しい表情を消し、少し笑って彼女は言った。

キリト「……そうかな」

キリトも少し恥ずかしそうに上を見る。

そこに圧倒的な強さを持っていたライダーとしての面影はない。

比企谷「……しかし、妙だな」

アスナ「え?」

比企谷「つまりそれは、最初から変身できる人間が決まってたったことだろ?

こういう多くのプレイヤーが同時に参加するゲームで特別な一人を優遇、主人公化するの

はまずい気がするんだがな」

キリト「ああ、俺もこの力を手に入れた時は驚いたよ。こんなの、MMOにあっていい力

じゃない」

アスナ「……いいんじゃないかな。それを、誰かを守るための力として使えるなら」

雪ノ下「それを今ここで議論しても仕方ないわね。とりあえず、新しいフロアに行ってみ

ましょう」

雪ノ下の言葉を受けて、俺達はついに新たな階層への扉を開いた。



比企谷「それじゃ、また」

新たな街についた俺達は、別れた。

雪ノ下「……少し疲れてしまったわね」

由比ヶ浜「今日は宿に泊まって、冒険は明日からにしよっか」

比企谷「そうだな。さっきの戦いで金もある程度手に入ったし」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice