過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
8:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN
2015/08/13(木) 23:12:10.49 ID:nI+I1Fa10
「納得していないようね……」

突如、がらりとドアが開けられる。

「雪ノ下、苦戦しているようだね」

「この男がなかなか自分の問題を認めないんです」

問題ね……。

「いい加減にしろよ、あんたら。さっきから変革だの問題だのと好き勝手に言いやがって。

俺はそんなもの求めてない。あんたらの自己満足のために俺を巻き込むな」

「はたから見ればあなたの人間性には大きな問題があると思うわ。そんな自分を変えたい

と思わない?向上心が皆無なの?」

「少なくとも、お前らよりはまともな人間だと思ってるよ。変わるだの変われだの、他人

に俺の『自分』を語られ宅たくねぇンだよ。つーか、人に変われと言われた程度で変わる

なら、そんなもんは『自分』じゃねぇ」

「自分を客観視できないだけでしょう?」

「あなたのそれは、ただの逃げよ」

「変わることだって、現状からの逃げだ」

「それじゃぁ悩みは解決しないし、誰も救われないじゃない」

「ああ、その通りだ。お前にはだれかを救うことなんてできない」

俺と雪ノ下は激しく睨みあう。

「二人とも、落ち着け」

険悪な状態の俺達を、平塚先生が止める。

「それではこうしよう。今から君たちのもとに悩める子羊たちを送り込む。彼らを君たち

なりに救ってみたまえ。そして自分の正しさを証明するといい。スタンドアップ!ザ!ヴ

ァンガードっ!!」

「お断りです。それと先生、年甲斐もなくはしゃぐのはやめてください。見ていて気分が

悪いので」

「と、とにかくっ!勝負しろったら勝負しろっ!お前らに拒否権はないっっ!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice