過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」湧「そん8っ」【永水】
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826: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:46:22.24 ID:Gro2s7cIo

小蒔「…はいっ」パァ

明星「(…良いなぁ)」

そのまま満面の笑みを見せる小蒔に、明星は微かな嫉妬を覚えた。
勿論、明星にとって小蒔は他ならぬ『姫様』であり、一個人としても好ましく思っている。
だが、明星は他人に対して中々、自分と言うものを見せられない少女なのだ。
京子に対しても上手に甘える事が出来ない彼女は、ストレートに感情を露わに出来る小蒔に羨ましさを感じてしまう。

明星「(い、いや、べ、別に京子さんの着替えを手伝える事が羨ましい訳じゃないけれど…)」

明星「(そ、そもそも、怪我してる状態であれだけ動いてるだから、中とか絶対、汗だくだし…)」

明星「(京子さんの匂いもきっと一杯で…ぜ、絶対、臭いに決まってる)」

明星「(だ、だから、そんなの姫様だけにさせる訳にはいかないよね)」

明星「(ここはやっぱり六女仙として私も京子さんの着替えを楽し…いえ、手伝わなきゃ…)」

京子「…明星ちゃん」

明星「ひゃぃっ!?」ビックゥゥ

その羨ましさに邪なものが混じり始めた瞬間、明星に京子の声が掛かった。
無論、それは突如、その瞳を濁らせ、胡乱なものにした彼女のことが心配だったからである。
もしかして輝夜と戦っている最中に、明星にも何かあったのだろうか。
そんな風に思う京子の前で、明星は肩を跳ねさせながら声を返した。


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