過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」湧「そん8っ」【永水】
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827: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:46:48.77 ID:Gro2s7cIo

京子「驚かせてごめんなさいね」

明星「べ、別にそんな事で謝らなくても良いんですよ」

明星「それよりも京子さんが謝るべきはさっきの件です」

明星「元々、京子さんは色々と貯めこんで無茶する傾向にありましたが…今回はちょっとやりすぎですよ」

明星「ホント…どれだけこっちの肝を冷やせば気が済むんですか」ムスー

そこで明星が頬を膨らませるのは、妄想していた誤魔化す為だけではない。
春が病院送りになった今、この中で最も京子を気にかけているのは明星なのだから。
日々、心と身体が惹きつけられてしまう男に強がられてしまうというのは面白くない。
何もかもあけすけになど不可能だと分かっているものの、もっと頼ってほしいとそう思ってしまう。

明星「この際ですから、ハッキリ言いますけど…私たちにとって京子さんはとても大事なんですよ」

明星「永水女子やお姉様…家鷹さんの名誉とは比較にならないくらいに」

明星「だから、もっと自分を労ってください」

明星「自分の事をもっともっと大事にしてください」

明星「私達の事を本当に家族だと思っているのであれば、私達の気持ちも大事にして欲しいです」

京子「……ごめんなさい」

そんな明星の口から漏れるのはとても不機嫌そうな声だった。
自身が怒っている事をまったく隠そうともしないそれは、しかし、決してそれだけではない。
一言一言に力を込めるその言葉は、京子の事を想ってのものなのだから。
不機嫌さよりも京子の事を心配している事が強く伝わってくるその声に、自然と京子の口から謝罪の声が漏れ出る。



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