過去ログ - 【がっこうぐらし!】ゆき「ねえ、助けてあげて、くるみちゃん!」
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15:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 14:30:03.98 ID:0TQASRVdO
良いね


16: ◆/BueNLs5lw
2015/08/16(日) 15:44:20.36 ID:AV8sk26M0
くるみ「……やばいぞッ」

そのトラックを囲むように、奴らが近づいてきていた。
男はそれに気づいてない様子だった。

以下略



17:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 15:55:28.89 ID:AV8sk26M0
首を鳴らし、私はトラックへと急ぐ。

くるみ「ちょっと、おじさんッ」

男「うわッ……?!」
以下略



18: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 16:01:40.25 ID:AV8sk26M0
くるみ「だったら、あなただけでも……」

少女「お父さん……行かないで……」

くるみ「……っ」
以下略



19: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 16:07:50.71 ID:AV8sk26M0
助けたいのはやまやまだった。
しかし、今救うべきはこの男性の方だ。

男「妻を残して……いけない」

以下略



20: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 16:16:23.20 ID:AV8sk26M0
くるみ「ちくしょッ……」

見る見るうちに、トラック周辺が奴らに埋め尽くされる。
あの扉が開けられることはないと思うが。
荷台の中で、あの男は――。
以下略



21:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 16:27:17.29 ID:AV8sk26M0
少女「お母さ……お母さん」

血だらけの口元から呟かれた言葉。
手元が狂った。切っ先がわずかに翻る。

以下略



22: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 16:44:42.72 ID:AV8sk26M0
私は、諦めたのだろうか。
勝手に人の人生の幕を降ろしてしまったのだろうか。

あの後、すぐにりーさんとみきがゆきを車内に引き戻した。
それから、血塗れになった私は、その町から少し離れた川原で服を洗っていた。
以下略



23:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 16:55:30.88 ID:AV8sk26M0
みんなそうだ。
私だって。
正しい選択があるからって、
正しい判断ができるわけじゃないんだ。
できない時だってあるさ。
以下略



24:名無しNIPPER[sage]
2015/08/16(日) 17:07:39.47 ID:DHsGwvFtO
(アカン)


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