過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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24: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:42:57.33 ID:bjpB9rtg0

「一応釈明すると、ガンダムの好みってかなり分かれるんだ。

初代ガンダムが好きでも、リファインデザインのAGE-1やストライクが好きじゃない人もいるし、

以下略



25: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:46:02.03 ID:bjpB9rtg0

346プロダクション・シンデレラプロジェクトの事務所には、一人の少女が座っていた。

神谷奈緒と言う少女で、茶色の髪を一部後頭部で団子状に結い、それ以外を下したロングヘアと多少太めの眉毛が印象強いアイドルだ。

以下略



26: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:47:45.05 ID:bjpB9rtg0

「ニッパーとヤスリは分かりますけど、このペンは何ですか?」
「ガンプラマーカーって言う簡単な部分の着色をするマーカーと、プラモデルのディティールを深める為に使う、スミ入れ用マーカーだよ」

「初心者に着色は難しいぞ。まずはシールで慣れさせないと」
以下略



27: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:48:52.14 ID:bjpB9rtg0

 スマホの写真を見せられると、そこには全てのランナーが一枚の写真で収められている光景が。かなりの数のパーツがある事が分かる。

「これに比べたらマシだよ」
「まぁでも、初心者にはジムから入らせた方が良かったかもな」
以下略



28: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:49:55.05 ID:bjpB9rtg0

二時間後。
少しだけ慣れた卯月が手を止め、買っていたジュースを飲んでいると、凛と奈緒の会話が聞こえてきた。

「奈緒はガンビルやらないの?」
以下略



29: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:51:22.97 ID:bjpB9rtg0

「卯月、あのガンダム・ビルドバトラーがかなりの人気がある事、知ってる?」
「そうだったんですか?」

「うん。少なくとも停滞気味だったガンプラ需要を二十パーセント向上させる程には。第三次ガンプラブームって呼ばれてる」
以下略



30: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:53:58.73 ID:bjpB9rtg0

 参加者は、かつて男性アイドルの中でも絶好調であった961プロダクションの人気アイドル『ジュピター』から。

天ヶ瀬冬馬。
伊集院北斗。
以下略



31: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:55:22.41 ID:bjpB9rtg0

「これが後に『アイドルマスター戦役』と呼ばれた、伝説的なプロモーション大会決勝の様子。

 この決勝戦の映像はテレビ放送とネット配信サイトで話題を呼んで、多くの女性が『私たちも輝きたい』と感じ、プラモデルの需要が多く生まれた」

以下略



32: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:55:58.28 ID:bjpB9rtg0

「おはようございます」

 事務所に入室してきたのは、緑色のスーツを着込んだ女性。

以下略



33: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:57:23.57 ID:bjpB9rtg0

第二次アイドルマスター戦役。

それはガンダム・ビルドバトラー事業部が企画した、プロモーションイベントだ。

以下略



34: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/16(日) 00:00:38.76 ID:Eopy34a90

後日。渋谷凛はとある雑誌の撮影に出向いていた。

内容は『第二次アイドルマスター戦役開催!』と言う触れ込みで、
各プロダクションのアイドルがインタビューとグラビアを撮影する、と言う内容だった。
以下略



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