過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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7: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:19:23.54 ID:bjpB9rtg0

ガンダムMk-Uは、その背部に装備したビームライフルを構え、それを二射する。

その攻撃を避けるのは、紺色の塗装が施された量産機――EMS-010【ヅダ】だ。

【機動戦士ガンダム・MS IGLOO】に登場する機体で、渋谷凛は、その高機動性能に舌舐めずりをした。

「スラスターパーツが、凄く洗礼されてる――良いね、その機体!」

 高速で接近する機体に向けて、もう一度ビームライフルを放つが、
それをスラスター稼働と腕部のAMBAC運動で回避したヅダは、その腕に持つヒートホークをガンダムMk-Uに振り込んだ。

それをビームサーベルで受け切る事に成功した凜は頭部バルカンを放ちながら牽制し、今度はこちらからサーベルを振り込んだ。

だが、それを見切ったかのような動きで避け切ったヅダは、その高機動性を活かしながらガンダムMk-Uの背後に回り込んで、回し蹴りをかます。

「く――こんのぉっ!」

 宇宙空間で蹴り飛ばされるMk-Uを制御しながら、再びビームライフルを構え、それと同時にバルカンも放っていく。

バルカンの回避をしながら、ビームライフルの銃口を確認していたヅダは、凜にとっては隙だらけで――

「貰った!」

 ビームライフルを一射すると、凜の予測進路に回避運動をしたヅダ。
その進路上に向けてビームサーベルを振り切ると、その腹部にビームサーベルの一閃を受け、爆散していく。

『敵機の撃墜を確認』

 音声案内とモニタ案内を見据えながら、凜は満足した表情で、筐体に置かれたICカードを取り、その筐体を後にした。



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