過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/16(日) 23:28:32.08 ID:Eopy34a90
ある程度プロダクションで固まってはいるものの、この人数での予選通過が決定し、悔しそうな表情を浮かべる者達もいる。
そんな中、卯月と凜がコックピットから顔を出すと――。
「お疲れ様。予選通過おめでとう、卯月ちゃん、凜ちゃん」
同じくコックピットから出たばかりの、萩原雪歩が、ヘルメットを脱いで、その笑みを浮かべた。
「雪歩さんも、おめでとうございます!」
「本戦では、負けません」
「うん。――私も、出来るだけ頑張るね」
覇気のない声で、雪歩が小さく微笑みを見せると、更衣室へと向かって行く雪歩。
その姿は、二人の少女を追いかけていた――天海春香と、星井美希だ。
二人は、まだ醒めぬ殺気をまとわせたまま、更衣室へと向かっていく――その姿を見据えて、卯月と凜は、冷や汗を流した。
「……次の本戦は、あの人たちと、本気で戦わなきゃいけないんですよね」
「……うん」
765プロ、876プロ、315プロの天ヶ瀬冬馬――
アイドルマスター戦役を戦い抜いた英雄たちの中で、346プロダクションは、どう輝きを放てばいいのか。
まだ二人には、分からなかった。
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