過去ログ - 八幡「想いを返す日」
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13: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 22:59:43.58 ID:17bnsS7c0

でしょ?そこまで言って、くりっとこちらを覗き込む。俺はといえば、頬を掻いてへどもどした返事をすることしか出来なかった。

「まあ、そうだな。ある程度はわかるが」

以下略



14: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:01:41.52 ID:17bnsS7c0

「八幡?」

「……すまん考え事だ。とにかく考えてみるわ」

以下略



15: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:06:51.26 ID:17bnsS7c0

「平塚先生」

「おお、比企谷か。どうかしたかね?」

以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/08/17(月) 23:07:30.00 ID:MTJujmCso
この感じが好き
支援します


17: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:08:20.04 ID:17bnsS7c0

生徒の多い教室前の廊下を抜けて、階段の踊り場までやってきた。そこを過ぎようかというところで、先生はこちらにちらっと視線を投げかける。

「で、どうした?」

以下略



18: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:10:21.51 ID:17bnsS7c0

「で、どうなんすか?」

「あーそうだな。好きな人からお返しされたら何でも嬉しいんじゃないか?」

以下略



19: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:14:07.45 ID:17bnsS7c0

きゅっとスキール音が廊下に響く。歩き続けた足を止めた場所は、もう職員室前だった。周りに人はいない。授業間の休み時間なんて短いもので、あと半分ほどしか残されていなかった。

「先ほどの質問だが、私にだって具体的な答えは出せないよ」

以下略



20: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:17:16.70 ID:17bnsS7c0


「私が具体的に言ったところで、それは君の答えにはならないよ」

それはしんと、耳朶に響く。耳を通り抜けて、臓腑まで揺さぶる。わかってはいた。
以下略



21: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:19:32.01 ID:17bnsS7c0

「悩め悩め青年。くぅ〜羨ましいぞ、このこの〜〜〜」

「ちょ、やめてくださいよ」

以下略



22: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:22:11.82 ID:17bnsS7c0

「先生」

「ん、まだ何かあるのか」

以下略



23: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/08/17(月) 23:25:31.54 ID:17bnsS7c0
今日はここまでで。こんな感じで淡々といく予定ですが、多分そこまで長編にはならないはずです。


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